Last modified: Tue Dec 5 19:20:23 JST 2000

講演の電子化 〜気象夏の学校講演〜

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1. はじめに

講演を記録しておくことは,「講演をした」という跡を残すだけではなく, 受講者が振り返る,さらには未受講者が講演内容を知る上で非常に重要なことです. 記録をする上で考えなくてはならないのは

のようなことが挙げられます.最初の2点が守られないと,お蔵入りの代物を 作る,つまり単なる「跡」を残すだけの作業をするだけとなります.3番目は 記録を参照するためにある特殊な機械を使わなければならないというような制限 があると,やはりお蔵入りとなる代物を作るだけになります.最後は,学生が 作るものなので,できるだけお金は…ですね.

以上のことは,電子化とは関係のない一般的なお話です.ようは,「誰もが 手軽に見られて,しかも面白い」ものを作り出せるかということが肝心です.

さて, 2000年気象 夏の学校 は,北海道大学が実行委員として働きました.その際,招待講演の内容を 保存しようという話になりました.今回の発表では,招待講演の内容を電子化した 過程,注意点,苦労話などを紹介します.


kato@ep.sci.hokudai.ac.jp