EP サーバで用いられているパスワードは以下の通りです.
(1) の「ログインパスワード」必須ですが, 残りの 2 つは EP サーバを どのように利用するかで必要になったりならなかったりします. これからそれぞれの特徴を述べていきます.
いくつもパスワードが存在するために「覚えてられない」, 「めんどくさい」という 声をよく聞きますが, これらのパスワードは EP サーバの セキュリティーポリシーを 実現するためにはどうしても必要です. EP サーバでは 通信内容の保護・「パスワード(ログインパスワード)」の機密性 を一番に考えていますので, ネットワーク上を平文(暗号化されない)で「ログインパスワード」が 流れることがないようにしています. そのため, 4 つのパスワードが必要となりました.
「ログインパスワード」は EP サーバにログインするために必要なパスワードです (単に「パスワード」と呼ばれたりします). この「ログインパスワード」は絶対に人に教えたりしないで下さい. 自分だけでなく他人にも迷惑がかかります. gate 登録システムを使って ユーザ登録をすると「パスワード」が発行されますが, その発行された「パスワード」が「ログインパスワード」にあたります.
gate 登録システムで発行される パスワードはあくまで仮なものです. このパスワードを使って mail, www にログインしたら, まずパスワードを変更して下さい (mail, www の両方とも変更する必要があります). また, パスワードは定期的に変更するようにして下さい. 以下の例はユーザ sugiyama がパスワードを変更する場合です. 尚, パスワードを打っても, 画面上に何も表示されません.
$ passwd Changing password for sugiyama (current) UNIX password: ← 現在のパスワードを入力 Enter new UNIX password: ← 新しいパスワードを入力 Retype new UNIX password: ← 新しいパスワードを入力(確認) passwd: password updated successfully |
パスワードを決める際に epnetfan 座学編「パスワードの正しい付け方」を必ず読んで下さい.
ログインパスワードを忘れてしまった場合は, サーバ管理者に新たに設定してもらう必要があります. その場合は netcom-query@ep.sci.hokudai.ac.jp に 連絡して下さい.
「登録システム用パスワード」は gate 登録システムを用いて, グループユーザの申請や各種登録内容の変更等を 行う際に必要となるパスワードです.
登録システム用パスワードを設定する方法は, 登録システム用パスワードの設定ページを参照して下さい.
自分で再設定することが可能です. 登録システム用パスワードの設定ページの, 変更方法を参照して下さい.
メールサーバから, 手元の Windows や Mac にメールを受信する際に 必要とされるのがこのパスワードです. メールの受信に用いられる apop, imap といったプロトコル(通信を 行うための約束事)も, 通信内容を暗号化しません. そのためこのパスワードも他人に見られても構わない ことを前提としています. 絶対に「ログインパスワード」と同じに しないで下さい.
メール用パスワードを設定するには, 手引集の「読み書きするためのメールサーバでの準備」ページを参照下さい. また, 手引集の「メールの使い方」ページも参照下さい.
自分で再設定することが可能です. 手引集の「読み書きするためのメールサーバでの準備」ページの内容を もう一度やり直して下さい.
最終更新日: 2012/02/16 三上 峻 | Copyright © 2001 EPnetFaN |