以下は, mew (バージョン 2.2 および 1.94.**) の基本的な使い方です.
$ emacs -f mewとすると, 始めから mew が起動される.
mew には Summary モードと draft モードという 2 つのモードがある.
・Summary モード: 保存しているメールに対する処理を指定するモード.
フォルダ内のメールの一覧表示の状態.
・draft モード: メールを書くモード
,
)でつなげる.
もし「Range:」を聞かれたら all→フォルダ内の全てのメール first→最初のメール last→最後のメール 10:20→メール番号 10 のメールから 20 個(数値は例です.) 10-20→メール番号 10 のメールからメール番号 20 のメールまで などを指定する.
[w]:新規メールを書く [a]:カーソルのあっているメールに返信を書く [A]: カーソルのあっているメールに引用付き返信を書く [f]: カーソルのあっているメールをフォワードする [E]: カーソルのあっているメールをそのまま作成中にする※ draft モードでの編集には Emacs の編集機能が使える. かな漢字変換 モードにするは ctrl+o. Emacs の マニュアルは こちら (N. Tateno氏 HP) .
■書いているメールを破棄し, draft モードから Summary モードに戻るemacs での保存と同じように[Ctrl]-[x]-[s] とする. 大抵は ~Mail/draft にメールが保存される. 後からメール書きを再開したい時には, Summary モードで[g] として [+draft] に移動し, そこでメールを選択して[E] とすればよい.
■添付ファイルを付けるdraft モードで [Ctrl]-[c]-[q] とすると, 現在書いているメールを破棄し, Summary モードに戻る.
添付ファイルをつけるとき, 複数のパート (マルチパート) を ひとつのメールにまとめて送信する.
----------------------------- attachments ----------------------------- Multipart/Mixed 6/ 1 Text/Plain(guess) CoverPage* 2 . -----0-1-2-3-4-5-6-7-8-9------------------------------------------------ <意味> 「6/」: マルチパートの各パートをとりあえず納めておくディレクトリの名前 この場合だと,「~/Mail/draft/mime/6」というディレクトリが使用される. 「Cover Page」: メール本文 「.」: 追加パート.この「.」にカーソルを合わせて[c]を押すと ファイルを挿入できる.
■役に立つ参考資料 http://www.mew.org/release/info/index.html「Mew」Summary モードで, 補完やニックネーム表示を行いたいメールにカーソルを 合わせ, [Ctrl]-[u], [Ctrl]-[c], [Ctrl]-[a]
すると, 設定画面になるので, 以下のエントリに適宜入力する.
Shortname: (省略名) Addresses: (メールアドレス) Nickname: (ニックネーム)編集が終ったら, [Ctrl]-[c], [Ctrl]-[c] で設定を保存する.
すると, To: や Cc: の行で Shortname に書き込んだ文字列を入力した後に [Tab]キーを押すと, Addresses に書き込まれたメールアドレスが 補完される.
また, 送られてきたメールの送り主の名前が Nickname で指定されたものになる.
最終更新日: 2002/11/24(森川 靖大) | Copyright © 2000 EPnetFaN |